九州南部、9日未明に暴風域に 台風11号
台風11号は、強い勢力のまま奄美大島の東の海上を北上している。7日から大荒れになっている大東島地方は、8日昼までに暴風域から抜けるが、9日未明には、九州の南部が暴風域に入る見込み。
台風は、9日に西日本にかなり近づき、10日には、東日本や北日本にも影響を及ぼすおそれがある。10日朝までに予想される雨量は、四国で最大900ミリ、九州・近畿で最大で500ミリ以上とかなり多くなっている。土砂災害や浸水の被害だけでなく、暴風、高波、高潮にも警戒が必要。また、交通機関への影響にも注意が必要。