九州南部 19日にかけて激しい雨の恐れ
九州南部は停滞する梅雨前線の影響で、19日にかけて非常に激しい雨が降る恐れがある。鹿児島県では6月の雨量がすでに1200ミリを超えているところもあり、土砂災害に警戒が必要。
九州南部は停滞する梅雨前線の影響で、19日にかけて1時間に70ミリの非常に激しい雨が降る恐れがある。鹿児島県は連日の大雨で、6月の雨量が鹿屋市吉ケ別府で1235.0ミリとなり、月間雨量の2倍以上の雨が降っている。
この雨の影響で、鹿児島市など3つの市で合わせて4世帯・5人が自主的に避難している。南さつま市坊津町の平崎地区では、地滑りの恐れがあるとして、16日から地区内の4世帯・7人に避難指示が出されている。交通機関にも影響が出ていて、JRの一部の区間で運転見合わせとなっている。
19日は次第に前線が南下する見込みだが、これまでの雨で地盤が緩んでいて、土砂災害に警戒が必要。