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西日本「30年に一度の異常気象」と結論

2014年9月3日 18:48
西日本「30年に一度の異常気象」と結論

 この夏の西日本の記録的な大雨や日照不足について、気象庁の異常気象分析検討会は3日、臨時の会合を開き、「30年に一度の異常気象」と結論づけた。夏の太平洋高気圧の本州付近への張り出しが弱かったことや、地球温暖化で水蒸気の量が増えたことなどが原因としている。

 その上で、検討会は「地球温暖化の影響で、特別珍しいものではなく、再び近い将来起こる可能性はある」と指摘し、国や自治体などに、異常気象を念頭に置いた災害対策の強化を求めている。