養殖場でチョウザメ230匹死ぬ 椎葉村
18日、宮崎県椎葉村の養殖場でチョウザメが200匹以上死んでいるのが見つかり、警察で威力業務妨害の疑いもあるとして捜査している。
18日午前8時30分頃、椎葉村の養殖場でチョウザメ約230匹が死んでいるのを出勤してきた管理人が発見し、警察に通報した。警察の調べによると、チョウザメが死んでいた水槽では普段開いている給水バルブが閉まっていたということで、川の水が循環されず酸欠状態になったとみられる。
死んだチョウザメは、体長60センチから70センチの生後3年程度のもので、県がブランド化を進める宮崎キャビア用に飼育され、被害額は約230万円に上る。管理人は「前日までチョウザメに異常はなかった」と話しており、警察では威力業務妨害の疑いもあるとして捜査している。