官邸にドローン 威力業務妨害で捜査
首相官邸の屋上に小型無人機「ドローン」が落下しているのが見つかった事件で、警視庁公安部は、捜査本部を設置し、威力業務妨害などの疑いで本格的に捜査を始めた。
ドローンに取り付けられたプラスチック製の容器には放射能マークのシールが貼られていて、落下場所が首相官邸だったことなどから、公安部は何らかの意図を持った犯行の可能性が高いとみている。
公安部は今後、操縦した人物の特定を急ぎ、思想性や組織的な背景がないか解明する方針。
また、放射性物質が検出された容器の中身については、23日以降、専門の施設に運び込んで、詳しく調べることにしている。