3年ぶり「拝礼式」 秋篠宮ご夫妻が出席
第二次世界大戦中に海外で亡くなった日本人のうち、身元がわからない遺骨を納める「拝礼式」が3年ぶりに行われ、秋篠宮ご夫妻が出席されました。
30日午後、東京の千鳥ヶ淵戦没者墓苑で行われた式典では、秋篠宮ご夫妻が拝礼された後、戦没者の遺族代表らが献花を行いました。
新型コロナウイルスの影響により3年ぶりの開催で、政府がロシアやマーシャル諸島などで収集した遺骨のうち、DNA鑑定をしても身元がわからないなどの理由で遺族に引き渡せなかった217人の遺骨が新たに納められました。
これで千鳥ヶ淵戦没者墓苑に納められた遺骨はあわせて37万269柱になりました。
先の大戦の海外戦没者はおよそ240万人にのぼり、およそ112万人の遺骨が収容できていないということです。