戦没者遺骨眠る霊びょう 平和願い“ウクライナカラー”に 埼玉・越生町
ウクライナ情勢が緊迫する中、平和を願って、埼玉県にある霊びょうがウクライナの国旗の色に染まりました。
埼玉県越生町にある「世界無名戦士之墓」。幅33メートル、高さ11メートルの霊びょうには、第二次世界大戦で亡くなった兵士など海外から戻った日本人戦没者の遺骨およそ200柱が眠っています。
この霊びょうには、戦争の犠牲者の慰霊と世界の恒久的な平和を願う意味が込められていることから、ウクライナでの戦闘が激しくなる中、越生町は、ウクライナの国旗の色、青と黄色にライトアップすることを決めたということです。
ライトアップは8日夜から今月13日までの予定で、町の担当者は「一日も早く世界が平和になることを願っています」と話しています。