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“ネット違法情報”削除できないケース急増

2014年10月23日 11:54
“ネット違法情報”削除できないケース急増

 今年上半期にインターネット上で見つかったわいせつ画像など違法な情報のうち、海外にサーバーなどがあるために削除要請ができないケースが急増していることがわかった。

 警察庁のまとめによると、今年1月から6月にネット上の通報窓口である「インターネット・ホットラインセンター」が受理したわいせつ画像や薬物関連などの違法な情報は、前年同期比で4000件ほど増え、1万7992件に上っている。このうち、「FC2」など海外に拠点やサーバーがあるケースが約1万件と倍増していて、これらは削除要請ができないという。

 また、危険ドラッグがネット上で販売されていることなどからセンターは、薬事法の指定薬物を含んだ商品やその広告などを新たに違法情報に加え、23日から運用している。