去年、インターネット上で見つかったわいせつ画像などの違法な情報のうち、海外に拠点やサーバーなどがあるものが１万７０００件を超え、過去最多となったことがわかった。

　警察庁によるとネット上の通報窓口として警察庁から委託を受けている「インターネット・ホットラインセンター」が去年１年間に受理したわいせつ画像や危険ドラッグなどの違法な情報は、前の年より４６００件ほど増え、３万５０１３件に上っている。

　このうち海外に拠点やサーバーなどがあり直接削除依頼ができないものが１万７６６２件あり、これは前の年から６７００件ほど増えて過去最多だという。

　警察庁では引き続き海外サイトの国内関係者を取り締まるなど対策を進めていくという。