拉致被害者の家族“早期解決を” 大阪
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北朝鮮による拉致問題の解決について進展が見られない中、拉致被害者の家族が大阪で講演し、早期解決を訴えた。
拉致問題解決に取り組む市民団体「大阪ブルーリボンの会」が開いた講演会では、被害者・有本恵子さんの父・明弘さん(86)と母・嘉代子さん(88)が、高齢となったいま、北朝鮮の調査結果を待ち続ける切実な思いを語った。
有本嘉代子さん「ほんとにこれが最後の交渉になるんじゃないかなという思いを持っております。私たちは年がいっていますから、いつまでこのままでいけるかなという思いがずっとある」
先月、北朝鮮・平壌で行われた、日本政府と北朝鮮との協議では、拉致被害者の安否情報や調査結果の報告時期など、具体的な回答はなかったということで、被害者の家族は、一日も早い全員の救済に向け、粘り強く訴えを続けるとしている。