渡り鳥のふんから“鳥フル”遺伝子 千葉
千葉県長柄町で採取された渡り鳥のふんから鳥インフルエンザウイルスの遺伝子が検出された。毒性の強いウイルスの可能性もあるとして専門機関でさらに詳しい検査を行うことにしている。
環境省によると、今月18日、千葉県が長柄町で採取したカモ類のふんからH5N8亜型の鳥インフルエンザウイルスの遺伝子が検出されたという。毒性が強い高病原性鳥インフルエンザウイルスの可能性もあるため、千葉県は専門の機関にふんを送って、さらに詳しい検査を行うことにしている。
環境省と千葉県は、ふんが見つかった周辺10キロを重点区域に指定して、監視の強化をはじめた。
また、環境省は、死んだ野鳥などを見つけても手で触れないように呼びかけている。