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196人“孤立”667戸停電 徳島

2014年12月9日 13:52
196人“孤立”667戸停電 徳島

 9日、大雪による徳島県の山間部の集落の孤立は5日目となった。孤立地区のすべての住民の安否が確認されたが、今も119世帯196人が孤立状態で、朝から復旧作業が続いている。

 9日朝は、連絡が取れず安否の確認ができていなかった最後の一人、三好市池田町漆川地区の87歳の男性の無事が確認された。孤立状態となって5日目となる9日も午後1時現在で119世帯196人が孤立状態にある他、667戸が停電している。

 自衛隊は9日朝から約100人態勢で、道路の倒木の撤去や除雪作業を行っている。一方、支援の手も差し伸べられ始めていて、日本赤十字社徳島支部は毛布やタオルなどを住民に届ける準備を始めている。また、各自治体では職員が家を訪ね、住民の希望をきいてまわるなどしている。