エボラ熱 国際会議で“支援”声明採択
エボラ出血熱などの健康問題を話し合う国際会議が東京で行われ、エボラ出血熱の拡大を食い止めるため、必要なすべての取り組みを支援するとした声明を採択した。
「世界健康安全保障イニシアティブ」は、日本、アメリカ、カナダ、イギリスなど8カ国とEU(ヨーロッパ連合)の閣僚らが毎年集まり、世界的な脅威となる新型インフルエンザや細菌を使ったテロへの対策などを話し合うもの。
今年の会議では、西アフリカで流行しているエボラ出血熱の治療や、拡大阻止にむけた協力について意見を交換した。そして、採択された声明には、エボラ出血熱の治療薬について、今後行われる臨床試験の結果を透明性を持って共有することや、感染拡大を食い止めるために必要なすべての取り組みを支援するという決意が盛りこまれた。