「イスラム国」支援でNYの大学生2人逮捕
アメリカ・ニューヨークの大学生2人が過激派組織「イスラム国」を支援した疑いで、17日までに逮捕・訴追された。2人は、ニューヨークの名所での爆弾テロなどを計画していたとみられるという。
アメリカ司法省が逮捕・訴追したのは、ニューヨークの大学に通うオマール・サレハ容疑者(20)とファリード・ムムニ容疑者(21)。訴追状によるとサレハ容疑者は「イスラム国」の関係者と連絡をとり、「イスラム国」の宣伝文を英語に翻訳する作業を申し出ていたという。
また2月以降、ニューヨークの主要な橋を連日訪れ、橋を調べるような不審な行動をしていたほか、インターネットでニューヨークの複数の名所の監視カメラの位置を調べたり、爆弾の作り方を調べたりしていたという。
ムムニ容疑者はサレハ容疑者と連絡をとりながら「イスラム国」を支援しようとし、捜査員をナイフで殺害しようとした疑いがもたれている。
捜査当局は、2人が共謀してニューヨークでの爆弾テロを計画していたとみて調べている。