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「イスラム国」ナンバー2 空爆で死亡

2015年5月14日 1:47

 イラク政府は13日、過激派組織「イスラム国」のナンバー2が有志連合の空爆により死亡したと発表した。

 これはイラク国防省が13日発表したもので、アメリカを中心とする有志連合によるイラク北部タルアファルへの空爆作戦で、「イスラム国」のアブ・アラ・アフリ幹部が死亡したという。アフリ幹部は「イスラム国」の指導者バグダディ容疑者に次ぐナンバー2とされる人物。

 バグダディ容疑者の負傷情報が伝えられる中、最近は「イスラム国」の指揮をとっていたとの見方も出ていて、アメリカ政府も700万ドルの懸賞金をかけて行方を追っていた。死亡が事実であれば「イスラム国」にとって大きな打撃となる可能性がある。