トイレ貼り付けの洗剤、子どもの誤飲注意
トイレに貼り付けて使うタイプの洗剤や芳香剤を、子どもが誤って口に入れる事故が相次いでいることがわかった。
日本中毒情報センターに相談が寄せられているのは、家庭用品メーカーのジョンソンの「スクラビングバブルトイレスタンプクリーナー」や小林製薬の「ブルーレットデコラル」など。これらは、便器の内側に貼り付けて使うゼリー状の洗剤や芳香剤で、1歳前後の子どもが口に入れたりなめたりしたなどの相談が去年1年間で214件寄せられ、今年も相次いでいるという。
日本中毒情報センターは「これまでに重大な健康被害の報告はないが、普段からトイレのふたやドアを閉めておいて、口に入った場合は水や牛乳を飲ませてほしい」と呼びかけている。一方、ジョンソンと小林製薬は「注意喚起をしていきたい」とコメントしている。