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特別支援学級の男児に体罰、口止め 高萩市

2014年12月25日 16:08

 茨城県高萩市の市立小学校の女性教師が、特別支援学級の男子児童に対して、髪をわしづかみにしたり、頬をたたいたりするなどの体罰をしていたことがわかった。さらに、女性教師は男子児童に口止めをしていた。

 高萩市教育委員会によると、市立小学校の40代の女性教師が、担任をする特別支援学級の男子児童1人に対して、髪をわしづかみにして引っ張り回したり、頬を平手でたたいたりする体罰をしていたという。さらに、女性教師は「お父さんに学校の文句は言わないように」と口止めをしていた。

 女性教師は教育委員会の調査に対し、当初、体罰を否定していたが、男子児童の両親の抗議を受けて体罰や口止めについて認めたという。

 県の教育委員会は市の報告をもとに調査を継続しており、体罰が事実と確認されれば女性教師の処分を検討するという。