“被害者切り捨て”水俣病訴訟弁護団、環境省の対応を批判 マイクオフ問題
24日午前、熊本や新潟など各地の水俣病訴訟の弁護団が環境省の職員に伊藤環境相への要請書を手渡しました。
今月1日の懇談で、環境省側が被害者団体の発言中にマイクを切った問題について“被害者切り捨て”と批判し、24日の要請への対応についても苦言を呈しました。
水俣病訴訟の弁護団側「聞き置いて環境省に持って帰りますなんて態度が、水俣病をあなたたちが軽視してる表れなんですよ」
環境省職員「(具体的な解決策について)現時点でお伝えできることはございません」
一連の訴訟では、現在の制度で救済できていない被害者の存在が指摘されていて、弁護団は、被害者が高齢になる中、速やかな救済と和解を求めています。