タレントの中居正広さんと女性とのトラブルをめぐり、フジテレビは、17日に社長が記者会見することを明らかにしました。

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昨年末に一部週刊誌が報じたタレント・中居正広さんの“女性トラブル”。中居さんは9日にホームページ上でコメントを発表しました。

中居さんのコメント
「トラブルがあったことは事実です」

報道について「事実と異なるものがある」としながらも、“トラブル”があったことを認めました。

中居さんのコメント
「今回のトラブルはすべて私の至らなさによるものであります。皆々様に心よりお詫びを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」

そして、このトラブルをめぐり“社員の関与”が報じられたのが、東京・お台場にあるフジテレビでした。最初の週刊誌報道から、約1か月。フジテレビは、17日に記者会見を行うと明らかにしました。会見は港浩一社長が行い、“一連の報道”について説明するということです。

“フジテレビ社員の関与”について、中居さんはコメントで「このトラブルについては当事者以外の者の関与といった事実はございません」と、“第三者の関与はなかった”と説明。

また、フジテレビは去年12月にホームページにコメントを掲載。

「内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません」

週刊誌報道にある社員については“一切関与していない”と、完全否定していました。

しかし、一連の問題をめぐっては株主の一部から“厳しい声”が。「我々は憤慨している」と声をあげたのは、アメリカの投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」です。

フジテレビを傘下に置く「フジ・メディア・ホールディングス」の株式を7％以上保有しているという投資ファンドと関連会社は「フジ・メディア・ホールディングス」に対し書簡を送り、厳しく指摘しました。

「エンターテインメント業界全体の問題だけではなく、企業ガバナンスに深刻な欠陥があることを露呈している」

外部の専門家による第三者委員会を速やかに設置して、調査することを求めました。

「フジ・メディア・ホールディングス」は「個別の投資家との対応につきましては公表しておりません」とコメントしています。

一連の問題をめぐり、フジテレビは去年から外部の弁護士を入れて、事実確認の調査を始めていることを明らかにし「今後の調査結果をふまえ、適切な対応をしてまいります」としています。

17日の会見では、何が語られるのでしょうか。