辺野古“海上作業”再開 翁長知事「残念」
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設に向けた現場作業が再開された。
15日未明、普天間基地の移設先とされる名護市辺野古のアメリカ軍キャンプ・シュワブのゲート前では、作業用の重機の搬入をめぐって住民と機動隊がもみ合いとなり、住民側にケガ人も出た。その後、15日午前、防衛省は海底のボーリング調査の再開に向けた本格的な海上作業を約4か月ぶりに再開した。
辺野古移設に反対する沖縄県の翁長知事は「ボーリング調査等の再開、大変これは残念でありまして、調査の再開を一時見合わせるなどの配慮をすべきではないかと思う」と述べた。
翁長知事は今月中旬、専門家による委員会を設置して、辺野古埋め立ての承認について取り消しも視野に見直す方針。