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2人の解放願い…イスラム教徒が祈り 富山

2015年1月24日 4:03
2人の解放願い…イスラム教徒が祈り 富山

 富山県射水市にあるイスラム教のモスクでは、「イスラム国」とみられるグループに人質に取られている日本人2人の無事を願って、イスラム教徒たちが祈りをささげた。

 23日午後1時頃。富山県射水市にある県内唯一のイスラム教の団体「富山モスク」の施設には、信者およそ200人が集まり、礼拝が行われた。イスラム教徒は1日5回、礼拝を行っている。今回は拘束された2人の無事解放を願って祈った。

 富山モスク代表・カンナディームさん「なんでこういうことをしたのかと思う。イスラム教は平和を教えている。絶対にそういうことをしてはいけない。誰かが捕まるとか、金のためにやるとか、絶対駄目。あなたたちは間違っていると言って、2人を戻してくださいとお願いしたい」

 ラーナカリドさん「日本人の気持ちと私たちは一緒。早く無事で帰ってきてほしい。私たちもいつもお祈りをしているし、無事に帰ってきてほしい。『イスラム国』の人にもお願いしたい。そんなことはやめて、私たちの願いは、返してほしい」