東京マラソンに「ランニングポリス」導入
今月22日に行われる「東京マラソン」のテロ対策として、警察官がコースを走りながら警戒にあたる「ランニングポリス」が導入されることになった。
イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人の殺害など、テロへの緊張が高まる中、警視庁は4日、「東京マラソン対策会議」を開き、テロ対策として、警察官がコースを走りながら警戒にあたる「ランニングポリス」を導入すると発表した。
「ランニングポリス」は箱根駅伝に出場した経験がある警察官ら64人が選抜され、2人1組で、間隔を置いて走り、警戒にあたる。耳元には小型カメラを装着し、映像を警視庁本部に中継で送ることができる他、ウエストポーチには、特殊警棒や警笛、催涙スプレーを入れることが検討されている。
「東京マラソン」には3万6000人が参加するということで、警視庁は警戒することにしている。