東京・新宿区のカラオケ店で、「コートとマフラーが汚れた」などとウソを言って、クリーニング代をだまし取ろうとしたなどとして63歳の男が逮捕されました。

警視庁によりますと、笠原仁容疑者は去年、新宿・歌舞伎町のカラオケ店で、偽造したクリーニング店の領収書を提示し、現金9260円をだまし取ろうとした疑いがもたれています。

笠原容疑者は、自分で洋服を汚したうえで、「コートとマフラーが汚れたので、クリーニングに持って行く。ピザトーストのにおいがする」などと言いがかりをつけていたということです。

系列の別のカラオケ店でも同様の被害があり、店員が気づいたことから通報し逮捕に至ったもので、調べに対し笠原容疑者は、「別の店で詐欺に成功していたので、今回もできると思った」などと容疑を認めているということです。