福島県会津若松市で、恒例の「会津絵ろうそくまつり」が始まった。

　この催しは、会津の伝統工芸品「絵ろうそく」で温かくともされた雪景色を楽しんでもらおうと、今年で１６回目を迎えた。１３日夜は鶴ヶ城で、雪の中に飾られた瓦灯や子どもたちが絵付けした行灯（あんどん）に火がともされていった。今年は鶴ヶ城の天守閣から、地元の短大生が考えた「干支（えと）の羊と福島デスティネーションキャンペーン」をモチーフにした絵ろうそくも見下ろして楽しめる。御薬園や飯盛山などの観光名所をはじめ、市内の主な通りなどにともされるろうそくは、約１万本という。

　１４日夜は午後５時半から９時まで行われる。