警視庁、初のオープンキャンパス
企業による採用活動の解禁日にあわせて、警視庁は1日、初めてとなる警察学校を開放しての採用説明会を開いた。
バルセロナオリンピックに出場したキャスターの陣内貴美子さんを1日所長に迎え、警視庁が警察学校で初めて行ったオープンキャンパスには学生ら1300人が参加した。
陣内貴美子さん「東京オリンピック・パラリンピックが決まったとき、喜んだのは選手たちです。というのも治安がすごくいい。(五輪は)守るという意味では最前線で、やりがいのある仕事だと思います」
雇用情勢の改善や少子化の影響で志望者は減っていて、要人を警護するSPの訓練などを披露し、警察官の魅力をアピールした。ベテラン職員の大量退職や5年後に東京オリンピックを迎えるなか、警視庁にとっても優秀な人材の確保は大きな課題となっている。