落語家・桂米朝さん死去、89歳 人間国宝
上方落語の第一人者で人間国宝の桂米朝さんが19日、肺炎のため亡くなった。89歳だった。
病気療養中だった桂米朝さんは、19日午後7時41分に、入院先の病院で肺炎のため亡くなった。89歳だった。
桂米朝さん、本名・中川清さんは、大正14年に当時の満州で生まれ、21歳の時に四代目桂米団治に弟子入りして、大阪で初舞台を踏んだ。上方落語の第一人者として活躍し、平成8年には、それらの功績から人間国宝に認定。平成21年には、落語家として初めて文化勲章を受章した。
来週、大阪府内の斎場で通夜と葬儀が執り行われる。