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バッグ・スカーフ…大阪桐蔭、裏金5億円超

2015年3月25日 23:38
バッグ・スカーフ…大阪桐蔭、裏金5億円超

 25日午後、裏金問題でゆれる大阪桐蔭が会見した。

 大阪桐蔭中高を運営する学校法人大阪産業大学・土肥孝治理事長「この度は多くの関係者のみなさまに大変ご心配をおかけし、誠に申し訳なく思っております」

 保護者から教材費や模擬試験の受験料などの名目で集めた金の一部を、裏金としてプールしていた大阪桐蔭。その額は実に、少なくとも5億円以上にのぼる。

 調査をした第三者委員会は、その使い道について-。

 第三者委員会「飲食費、ゴルフ代、タクシー代、旅費交通費、贈答費ということですが、この中には1点数十万円~100万円程するバッグであるとか、1点十数万円するスカーフ、そういうものが含まれている」

 高級ブランドバッグの購入などに不正に利用されていた。学校側は、優秀な入学者を確保するため、塾関係者への接待に使っていたと主張。しかし、第三者委員会はこれらの関係書類がすべて残されておらず、これ以上の内容解明は困難だとして、学校側に対して、元校長らの「刑事告訴を検討すべき」と結論付けている。