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【猛暑と地震で変化】”天然のクーラー” 鍾乳洞は来場者が増え入場制限 メダリストの影響で話題の施設は 書き入れ時のはずの海水浴場に異変 福岡

2024年8月14日 19:27
【猛暑と地震で変化】”天然のクーラー” 鍾乳洞は来場者が増え入場制限 メダリストの影響で話題の施設は 書き入れ時のはずの海水浴場に異変 福岡
猛暑と地震で変化

ことしのお盆は猛暑に加え、巨大地震への注意が呼びかけられるなか、帰省客の過ごし方にも変化が現れています。さらに、オリンピック選手の“ある発言”がきっかけで話題となっている人気スポットも見つけました。

14日、最高気温35.9℃を記録した太宰府市。35℃を超える猛暑日は実に27日連続で、全国の最長記録を連日更新しています。

この暑さで人気を集めているスポットがあります。

■児玉悠一朗 記者
「鍾乳洞の入り口付近です。内部からの冷気で、とても涼しく感じます。」

国の天然記念物に指定されている、北九州市の平尾台の千仏鍾乳洞(せんぶつしょうにゅうどう)です。

一年を通して16℃前後で、まさに”天然のクーラー”です。神秘的な景色を見ているだけでも清涼感に包まれます。

■訪れた人
「気持ちいい。」
「初めて来たが、エアコンみたい。涼めた。」

■児玉記者
「鍾乳洞の中は多くの人が集まり、なかなか前に進むことができません。」

連日の猛暑の影響で去年の1.2倍ほどに来場者が増え、入場制限をするほどだといいます。

猛暑に加え、オリンピックがきっかけで話題になったスポットもあります。

福岡市のアンパンマンミュージアムでは、子どもたちが夏限定の「水あそびひろば」で涼しそうに遊んでいました。

猛暑が続く中、屋内で涼しく安全に遊べる施設として、ことしは特に多くの家族連れが訪れているといいます。

■訪れた人
「楽しい!」
「子どもたちも地震を怖がっていたので、今回のお盆はゆっくりしようと思っていた。ここだと安心できていい。でも人が多くてびっくりした。」

さらに、人気に拍車をかけそうなのが、オリンピックで活躍した北九州市出身の早田ひな選手の発言です。

■早田ひな 選手
「行きたいところの一つは、アンパンマンこどもミュージアム。ポーチを作りに行きたい。」

13日の帰国会見で、早田ひな選手が今やりたいことは何かという質問に「アンパンマンミュージアム」を取り上げたのです。

■檜垣すみれ アナウンサー
「たくさんあるワッペンの中から好きなものを選んで、自分の名前の刺しゅうと一緒にキャラクターポーチを作ることができます。」

ポーチはもちろん、リュックサックやハンカチを、自分好みに作ることができます。

■福岡アンパンマンこどもミュージアムinモール・吉田久 館長
「これまで気を張って試合をしてきたと思う。地元に帰って、アンパンマンミュージアムで、ほかの来場者と同じように気持ちをリフレッシュしてほしい。お待ちしています。」

激闘の疲れを癒やしにアンパンマンミュージアムに訪れる日が来るのでしょうか。

一方で、夏に人気のスポットには異変が。

■奥村三枝 記者
「午前10時半の岩屋海水浴場です。透き通るような海には、数えられるぐらいの人しかいません。」

北九州市の岩屋海水浴場は、毎年お盆の時期には帰省客でにぎわっているということですが、人はまばらでした。

■埼玉から帰省して訪れた親子
「埼玉には海がないから最高。」
「人が少ないですね。プライベートビーチみたい。」

海の家によりますと、ことしの人出は例年の3分の1ほどだといいます。

その理由は。

■海の家「浜風」・佐藤絹子さん
「(例年より)悪い。3分の2くらい減っている。地震があったからキャンセルするという連絡が何組かあった。」

巨大地震への注意が呼びかけられたことが原因だといいます。

帰省客も観光地も、猛暑と地震への警戒に翻弄されるお盆を迎えています。

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