“大修理”終えた姫路城で「薪能」開かれる
2日夜、「平成の大修理」を終えた兵庫・姫路城では、かがり火のもとで能楽を演じる「薪能」が開かれた。
今年で45回目を迎える「姫路城薪能」は、伝統芸能を楽しんでもらおうと毎年開かれているもの。薪能はかがり火のもと、屋外で演じられる能楽で、「平成の大修理」を終えた姫路城を背景に作られた特設舞台で披露された。辺りが暗くなり、かがり火がともされると、姫路城もライトアップ。会場は幻想的な雰囲気に包まれた。
今年は観世流の能楽「正尊」が演じられ、観客は闇夜に浮かぶ優美な舞に酔いしれていた。