東京・豊島区に全国で初めてとなるマンション一体型の区役所の新庁舎が完成し、７日にオープンした。

　完成した豊島区役所の新庁舎は地上４９階建てで、１１階から上は分譲マンションとなっている。整備費用は、約１４３億円で、旧庁舎の跡地を民間に貸し付けるなど区の資産を活用し、新たな財政負担をかけずに新庁舎を整備したという。

　業務が始まった午前８時半には、窓口で婚姻届が受理された。

　新庁舎は、災害時には情報提供窓口となる多目的スペースを設置するなど、防災拠点としての機能も強化している。