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箱根山警戒 神奈川県が緊急対策会議

2015年5月7日 18:00

 箱根山の噴火警戒レベルが1から2に引き上げられたことを受け、神奈川県は7日、緊急対策会議を開いた。

 7日の会議には、神奈川・黒岩県知事をはじめ、温泉地学研究所の所長や県の災害対策課長らが出席し、今後の対応について話し合った。この中で、関係機関との連携を強化し、最新の情報をどのように発信していくかや、大涌谷周辺に、熱赤外カメラや、火山ガス観測装置を新たに設置するなど、大涌谷の監視を強化していくことなどについて確認した。

 黒岩知事「我々の大きな目指すべき方向は、人的被害ゼロ、風評被害ゼロ、これを目指していくために最新の情報、的確な情報を的確にどんどんお伝えしていくこと。これに尽きるだろうということです」

 県は今後、情報発信の責任者を設置し県のホームページやツイッターなどを活用してわかりやすく情報を発信するための工夫や、監視機器の設置準備などを早急に進めることにしている。