箱根山 地震増え大涌谷周辺で立ち入り禁止
神奈川県の箱根山で先月下旬から火山性の群発地震が増えている事から、箱根町は4日から大涌谷周辺のハイキングコースへの立ち入りを禁止するとともに、気象庁などは現地調査を始めた。
神奈川県の箱根山では、先月下旬から火山性の群発地震が増え、観光地として知られる大涌谷周辺では突発的に高温の水蒸気が噴出する恐れがあるという。このため、地元の箱根町では4日朝から大涌谷周辺の半径約3キロの範囲にあるハイキングコースへの立ち入りを禁止した。
また、気象庁と神奈川県温泉地学研究所の職員が4日午前中から大涌谷で特に活動が活発になっている地域を中心に現地調査を始めた。
箱根山では4日も午前9時までに41回の地震が起きている。箱根町では観光客の安全を最優先に考え、地震活動が沈静化するまで規制を続ける事にしている。