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箱根山 火山性地震続く 気象庁が現地調査

2015年5月8日 10:34
箱根山 火山性地震続く 気象庁が現地調査

 6日に火口周辺警報が発表された神奈川県の箱根山では、8日も火山性地震が続いている。気象庁は、噴火警戒レベルが上げられてから初めて大涌谷の規制エリアに入って調査を行っている。

 8日午前9時過ぎ、気象庁の職員が、噴火警戒レベルが上がってから初めて大涌谷の規制エリアに入った。噴気や地熱の状態に変化がないか、詳しく調査を行うことにしている。

 6日、火口周辺警報が発表され、噴火警戒レベルが2に上がった箱根山では、8日も大涌谷の温泉施設から噴気が勢いよく噴出している。また、8日になってから午前9時までに45回の火山性地震が観測されるなど、活発な火山活動が続いている。大涌谷周辺では今後も小規模な噴火が発生する恐れがあるとして、気象庁は引き続き警戒するように呼びかけている。