太陽光で世界一周挑戦 天候不良で愛知に…
太陽エネルギーだけを頼りに世界一周に挑戦している飛行機が、1日夜、天候不良のため、愛知県内の空港に着陸した。
愛知県豊山町の県営名古屋空港に1日夜に着陸したのは、今年3月にアラブ首長国連邦を出発し、世界各地に着陸しながら5か月での世界一周にチャレンジしている「ソーラー・インパルス2」。先月31日に中国・南京を離陸し、ハワイに向かっていたが、太平洋上が天候不良のため、名古屋空港に着陸したいとの要請を愛知県などに入れていた。
両翼が72メートルに及ぶこの飛行機は、翼の上などにソーラーパネルがつけられていて、燃料を一滴も使わずに世界一周を成し遂げることで再生可能エネルギーの利用を呼びかけたいとしている。