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太陽光発電飛行機 不具合なく天候回復待つ

2015年6月2日 10:41
太陽光発電飛行機 不具合なく天候回復待つ

 太陽エネルギーだけを頼りに世界一周に挑戦している飛行機が、中国からハワイへ向かう途中、天候不良のため、1日深夜、急きょ愛知県の名古屋空港に着陸した。

 愛知県豊山町の県営名古屋空港に着陸したのは、今年3月にアラブ首長国連邦を出発し、5か月での世界一周にチャレンジしている「ソーラー・インパルス2」。先月31日に中国・南京を離陸し、ハワイに向かっていたが、太平洋上が天候不良のため1日、急きょ名古屋空港に着陸した。

 「ソーラー・インパルス2」は両翼が72メートルあり、翼の上などにソーラーパネルがつけられていて、太陽エネルギーだけで飛ぶことができる。機械的な不具合はなく、天候の回復などを待って近日中にもハワイに向けて出発することにしている。