蔵王山の火口周辺警報を解除
宮城・山形両県にまたがる蔵王山に今年4月13日から出されていた火口周辺警報が16日午前9時、解除された。
仙台管区気象台は会見で、解除の理由について「先月以降は火山性地震が少ない状態であること」「お釜周辺などの想定の火口域内に特段の変化がないこと」を挙げた。
蔵王山では火山性微動は先月18日以降、観測されていないが、火山性地震は14日に2回、15日は1回観測されている。
火山活動は長期的に見ると「やや高まった状態だ」として気象台では引き続き、活動の推移に注意を呼びかけている。