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STAP問題 小保方氏が論文掲載費を返還

2015年7月7日 13:05

 STAP細胞をめぐる論文の不正問題で、理化学研究所(理研)は7日、小保方晴子元研究員から論文の掲載にかかった費用約60万円の返還を受けたことを明らかにした。

 STAP細胞をめぐっては、小保方元研究員がイギリスの科学雑誌ネイチャーに2つの論文を掲載していたが、そのうちねつ造や改ざんなどの不正が4件認定されていた。

 理研は今年3月、規定に基づき、不正認定を受けた2つの論文の掲載料を返還するよう小保方元研究員に求めていたが、6日、指定の口座に約60万円の入金が確認されたという。

 理研は「信頼を回復するため、引き続き不正の再発防止に取り組む」としている。

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