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小保方晴子氏が論文掲載費60万円を返還

2015年7月7日 15:44
小保方晴子氏が論文掲載費60万円を返還

 STAP細胞をめぐる論文の不正問題で理化学研究所は7日、小保方晴子元研究員から論文の掲載費用およそ60万円の返還を受けたことを明らかにした。

 STAP細胞をめぐっては、小保方晴子元研究員がイギリスの科学雑誌ネイチャーに2つの論文を掲載していたが、そのうち、ねつ造や改ざんなどの不正が4件認定されていた。理研は今年3月、規定に基づき、不正認定を受けた2つの論文の掲載料を返還するよう小保方元研究員に求めていたが、6日、指定の口座におよそ60万円の入金が確認されたという。

 小保方氏の代理人は「理研の調査結果には納得していないが、負担の大きさを考え、これ以上の係争を避ける判断をした」とコメントしている。

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