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“新国立”審査委員長 安藤氏が近く会見

2015年7月15日 3:32
“新国立”審査委員長 安藤氏が近く会見

 新国立競技場のデザインコンペで審査委員長を務めた建築家の安藤忠雄氏が、近く記者会見を開く見通しであることが分かった。

 新国立競技場をめぐっては総工費が2520億円に膨らみ、批判が高まっている。こうした中、JSC(=日本スポーツ振興センター)などによると、安藤氏から会見で説明をしたいと要請があったということで、公の場で初めて、イラク人建築家・ザハ氏の案が選ばれた経緯や、当時の認識などを説明する見通し。日程は「調整中」としている。安藤氏は、7日の有識者会議を「個人的な都合」を理由に欠席していた。

 一方、国会では14日も論戦が続いた。野党からはラグビーワールドカップの新国立競技場での開催を諦めれば、建設費も抑えられるとの指摘がされたのに対し、下村文科相は、国際大会の円滑な招致・開催を困難にすることも想定され、代替施設での開催は考えられないと主張した。