新宿プリンスで料理に銀歯…原因特定できず
先週、東京の新宿プリンスホテルのレストランの料理の中から銀歯が見つかった問題で、ホテルは調査の結果、銀歯がレストラン従業員のものではないと確認されたものの、原因の特定はできなかったと発表した。
この問題は、22日、新宿プリンスホテルのバイキング形式のレストランで男性客が取り分けた煮込み料理の皿から銀歯が見つかったもの。ホテルはこれまでに保健所の協力のもと、銀歯が混入した経路などを調べた結果、従業員31人への歯科検査で、銀歯は従業員のものではないことを確認したという。また、肉や野菜など材料の納品業者についても、出荷の際の金属探知機による検査では、異物の混入は確認されず、混入の経路や原因の特定には至らなかったという。
これまでに、男性客や同じ時間帯にいた他の客からは健康被害などの報告はないということだが、新宿プリンスホテルは異物の混入が起きないようマニュアルを徹底していくとしている。