４年に一度のボーイスカウトの祭典、世界スカウトジャンボリーの開会式が山口市で開かれた。

　山口市阿知須のきらら浜に設けられたアリーナには世界およそ１５０の国と地域から３万３０００人を超えるスカウトたちが集まった。

　開会式ではまず山口県の村岡知事が、「ここでの滞在が皆さんの記憶に残ることを願っています」と英語で挨拶した。続いて、参加した国と地域の代表が国旗を手に壇上に上がり、日本の代表が姿を見せると会場からは大きな拍手が送られた。

　４年に一度、開催され、日本では１９７１年以来、４４年ぶり２度目となる世界スカウトジャンボリー。参加したスカウトたちは来月８日まで、キャンプ生活をしながら、平和や環境、自然、科学などをテーマにした、日本ならではのプログラムを体験することになっている。