北陸新幹線効果でカニ初物が高値! 石川
カニ漁が解禁された石川県内の鮮魚店などで7日、初物が並んだ。北陸新幹線の開業後初めてのシーズンとあって、需要が増えた分、値段は去年よりもやや高値となった。
6日に漁が解禁されたズワイガニ。金沢市の近江町市場にある鮮魚店では、今年は北陸新幹線の開業効果も手伝って、仕入れ値が全体で2割ほど上がったという。中でも、地元で人気があるメスの「香箱ガニ」で飲食店向けの需要が高まり、こちらでは100グラム850円の値が付けられていた。一方、「加能ガニ」としてブランド化されているオスのズワイガニは、1杯4500円から大きいもので1万5000円と例年並みという。
市場ではカニをたっぷり使った海鮮鍋も販売され、観光客らが冬の味覚に舌鼓を打っていた。