北陸新幹線トンネルでコンクリ片落下か
長野県上田市にある北陸新幹線のトンネルで27日朝、線路周辺にコンクリート片が落ちているのが見つかった。列車への影響はなかった。
27日午前5時前、上田市にある北陸新幹線の丸子トンネルで、レールの整備員が下り線の線路周辺に落ちているコンクリート片を見つけた。コンクリート片は天井脇の高さ6メートル部分からはがれ落ちたとみられていて、破片は11個、重さは計約5キロあった。一番大きな破片は縦16センチ、横8センチ、厚さ6センチほどだった。ケガ人や列車への影響はなかった。
トンネルは20年前に造られ、2年に1回点検が行われていた。去年6月の目視などによる点検では、異常はなかったという。