鹿児島・垂水市で再び土石流 ケガ人なし
先月24日に土石流が起きた鹿児島・垂水市で、5日未明、2回の土石流が発生した。
垂水市二川で、5日午前2時ごろと午前3時半ごろの2回にわたって山の斜面が崩れ、近くを流れる深港川で土石流が起きた。土砂や大きな岩は橋げた近くまで達した。土石流によるケガ人はなく、建物への被害もなかった。
現場では先月24日にも土石流が起き、川を渡る国道220号線が通行止めになっていた。土砂の撤去が終わり、先月30日から夜間を除いて片側通行となっていたが、再び全面通行止めとなっている。周辺の41世帯75人には引き続き、避難勧告が出されている。
鹿児島県内は梅雨に入ってから平年の3倍程の雨が降っており、土砂災害が起きやすい状態が続いている。