エジプト西部の砂漠地帯で１３日、治安部隊が外国人観光客らを誤って銃撃し、１２人が死亡した。

　エジプト政府によるとエジプトの西方砂漠で１３日、治安部隊が外国人観光客らが乗った四輪駆動車を誤って銃撃した。この銃撃で１２人が死亡、１０人がケガをし、地元メディアによると、死者のうち７人がメキシコ人だという。また、エジプトの観光相によるとケガ人の中にはアメリカ人が含まれているという。

　エジプト政府は治安部隊は、テロ組織を追跡中だったと説明、現場一帯は観光客の立ち入りが禁止されていたとしている。