人気者ライオン殺害 狩猟愛好家の行方追う
アフリカ・ジンバブエのワンゲ国立公園で観光客らに人気のあったライオンが殺されているのが見つかり、警察は密猟の疑いでアメリカ人の男の行方を追っている。
今月初めに殺されているのが見つかったのは、立派な黒いたてがみで国立公園の人気者だったライオン「セシル」。公園の外で、頭部を切断され、皮がはがされた状態で見つかった。
AP通信によると、警察は密猟の疑いでアメリカ人の歯科医師で狩猟愛好家の男の行方を追うとともに、地元のハンターら2人を逮捕した。
動物保護団体によると、男はハンターらに約600万円を支払い、餌を使ってセシルをおびき出してクロスボーで撃った上、逃げるセシルを追いかけて銃で殺したという。男は狩猟の許可は取っていなかったとみられている。