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桜島 観光客らで“にぎわい”戻りつつ…

2015年9月5日 19:32
桜島 観光客らで“にぎわい”戻りつつ…

 鹿児島県の桜島は5日、噴火警戒レベルが避難準備の「4」から入山規制の「3」に引き下げられてから初めての週末を迎えた。団体客を乗せたバスや観光客の姿も見られ、徐々ににぎわいを取り戻しつつある。

 桜島の周辺を50分かけてクルージングする「よりみちクルーズ」。5日は噴火警戒レベルの引き下げ後、最も多い73人が乗船し、雄大な錦江湾と桜島の景色を楽しんだ。また、クルージング中に桜島が噴火し、観光客は夢中でカメラのシャッターをきっていた。桜島の港では、地元の土産店の店員などが観光客を出迎え、桜島小みかんのキャンディーなどをプレゼントし、感謝の気持ちを伝えていた。

 一方、火口から3キロ以内にあり、今月2日に開放された有村溶岩展望所にも、国の内外から観光客が訪れていた。

 5日の桜島は午後5時までに5回(今年708回)の爆発が観測されている。

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