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「Peach」副操縦士 証明書“不携帯”で乗務 出発地の関空に置き忘れ…後続2便が欠航

2022年10月19日 22:18
「Peach」副操縦士 証明書“不携帯”で乗務 出発地の関空に置き忘れ…後続2便が欠航

格安航空会社「Peach」の副操縦士が、乗務に必要な証明書を置き忘れ、不携帯の状態で乗務していたことが明らかになりました。

Peachによりますと、19日午前9時すぎに関西国際空港を出発し、仙台空港に向かった便に乗務していた30代の副操縦士が、航空法で携帯を義務づけられている技能証明書と航空身体検査証明書を携帯していなかったと明らかにしました。副操縦士は証明書を出発地の関西国際空港の事務所に置き忘れたということです。

この影響で、後続便2便が欠航となり、およそ350人に影響が出たということです。

Peachは「今回の事案が発生した原因などを調査したうえで副操縦士に対ししかるべき対応をとる」としています。

また、国土交通省は、19日夕方にPeachから報告を受けたといいます。技能証明書などの不携帯は航空法違反にあたるとし、Peachに対し詳細な報告を求めていて、その内容をもとに対応を決めるということです。