ANA機長ライセンス不携帯 欠航など影響
全日空で、乗務中の機長がライセンスを携帯していないことに気付き、その後の便に欠航や遅れが出ていたことが分かった。
全日空によると、24日午後3時に羽田を出発し福岡に向かう便に乗務中だった60代の男性機長が、ライセンスを持っていないことに気が付いたという。
これにより、男性機長がその後に乗務する予定だった福岡発の便が欠航したほか、別の1便の出発も14分遅れた。
機長のライセンスは自宅にあったという。
本来、パイロットは乗務する前に、同じ便に乗るパイロット同士でライセンスを携帯しているか確認することになっているが、全日空は、当該機長がライセンスを確認しないまま乗務した経緯を調べている。