雪なくエサ豊富 ハクチョウ南下せず新潟に
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雪が少ないこの冬、シベリアから南下するハクチョウの経由地として知られる新潟県阿賀野市の瓢湖(ひょうこ)では、多くのハクチョウが例年のようにさらに南下せず、湖の周辺にとどまっている。
暖冬の影響で雪が少ない新潟県。冬に南下するハクチョウの経由地として知られる阿賀野市水原の瓢湖では、7日朝の時点で例年の2倍のおよそ6000羽が残っている。
これは周りの田んぼに雪がなく、ハクチョウが十分にエサをとれるためで、今年のハクチョウは南下が遅れている。
新潟県内の向こう1週間は、気圧の谷や寒気の影響で山沿いを中心に雪となるところもあり、暖冬から一転、平年並みの寒い日が多くなりそうだ。
瓢湖周辺の積雪が多くなると、ハクチョウたちは南下を始める。